正しい姿勢

姿勢には癖がある。横に傾いたり、背中が丸かったり。悪い姿勢でいると、背中や骨盤の曲がった箇所ばかりに負荷がかかり、その場所が悪くなってしまう。そうすると、椎間板ヘルニアだとか、脊椎間狭窄症になってしまったりする。そうならない為に、正しい姿勢にすることが大切。だからといって無理に姿勢を正そうとすると、背中の筋肉を緊張させてしまうので、リラックスさせるのが良い。具体的には骨盤を前傾させて、綺麗なS字を描く。やり方は、椅子に座った状態で体を前に傾ける。その状態で肩の肩甲骨を寄せ、また体を戻す。目安はお尻の少し出っ張ったコリコリした箇所に体重を乗せるイメージ。上半身を前に倒して座っても、背中を丸くして座っても、コリコリした箇所からズレて座ってしまうので、コリコリした箇所を探し、そこに体重を乗せる。そうすることにより、重力を分散させて、一箇所に負荷をかけない姿勢になる。気がついた時に、この姿勢に戻せる様にしたい。